移植可能となった人工腎臓

マイクロチップ・フィルターを利用した人工腎臓

進化していくナノテクノロジー技術。幾つもの研究の中より、今回ご紹介させていただくのはマイクロチップ・フィルターを利用することによって老廃物の正確な除去が可能となった人工腎臓のついてです。
チップ自体が腎臓の濾過機能を再現するのですがチップ自体は非常に安価で製造が可能とされています。
この技術は15枚のマイクロチップ・フィルター、マイクロチップの周囲に腎臓細胞を培養することによって、人工腎臓の製造を行うべく研究されているもの。
従来の開発技術に比べ、小型が進んだため、導入に関する様々なリスクや問題をクリアすることができているという。
もちろん未だ全ての課題を解決したわけではないが、この技術によって人工透析から多くの患者が解放されるだろうという向きもある。

腎不全の患者数に対して腎臓移植が全く追いついていない現状

医師の皆さんは既にご存知かもしれませんが、現在、アメリカだけでも腎不全の患者はおよそ50万人程度存在していると言われる。
その大半が腎臓移植を待っていると言うが、移植手術が行われるのは1年でせいぜい2万件がやっと。
全く追いついておらず、透析に頼らざるをえないという状況については、日本国内とそう変わらないと言えるでしょう。
透析に変わる治療法については、他にも多くの研究機関によって新たな技術の開発が急がれている状況のようだ。
一部では腸内細菌の状況を変化させることによって腎臓の回復を試みることができる、といった研究結果も出ており、ナノテクノロジー技術だけでなく、多方面からの新たな技術の提供が期待できそうです。

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